掻き落とし

「荒らしもの」仕上げの一種で、表面をブラシなどで掻き取り、素材の質感を豊かに表現するもの。一般に、混入された骨材の粒度が大きければざっくりした表情になり、逆に小さいとしっとりした表情になるとともに、掻き取り量の多少により風合いに微妙な変化をつけることができる。